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見どころと特徴
長崎市の南部に位置する端島・通称軍艦島は、端島炭坑を有する周囲わずか1.2kmの島です。2015年には世界文化遺産に登録されたこの島は、かつて世界一の人口密度を誇る島でした。
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1974年（昭和49年）の炭鉱閉山後住民は島を離れ、現在は完全な無人島となっています。近年長崎市によって見学ルートが整備されたことで、廃墟となった島に上陸し当時の建物などを間近に観ることができるようになりました。
昭和の当時、日本でトップクラスの繁栄を誇った島が無人化して半世紀ほど。人が居なくなった最先端都市がどのような変化を見せたのか。ぜひ直接ご自身の目で見、体感してほしい観光スポットです。
交通アクセス
軍艦島を訪れるには、長崎港から出ている軍艦島各種上陸ツアーを利用することになります。インターネットでの事前予約が必要ですので、旅行計画を立てる際はご注意ください。ツアーの詳細は各社のHPをご確認いただきたいのですが、どのツアーにも共通して言えることが一つ。
それは、天候が悪い場合（軍艦島桟橋に船が接岸できない場合）は、予約したツアーが上陸ツアーであっても、軍艦島周囲を周遊して帰ってしまうケースもあるということ。また、台風の影響で桟橋に被害が生じた場合は、数ヶ月の間上陸ツアー自体が予約停止となる場合もあります。2018年には台風25号の影響により、10月から翌年2月まで上陸できない状況が続きました。
乗船前日や当日はツアー会社のHPから運行状況を確認してください。
長崎半島から軍艦島を眺める
ツアーに参加する以外にも、長崎の野母半島から軍艦島を眺めることもできます。時期にもよりますが、高浜海水浴場付近からであれば、軍艦島に沈む夕日を真横から眺めることが可能です（トップ絵の写真は高浜海水浴場から撮影）。特に7月上旬頃が狙い目です。
高浜海水浴場は長崎市中心部から車で30分ほど。無料の駐車場もありますので、オススメです。
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